INTERVIEW

インタビュー

小熊 一茂 小熊 一茂
前例のない取り組みの数々。
それはまさに、島忠の革新。
ここから新しい文化が始まる。
ホームズさいたま中央店 フロアマネージャー
小熊 一茂 (おぐま かずしげ)

Profile

家具やインテリアに興味があり、2004年入社。以来、さまざまな店舗で売場を担当してきた。小物から始まり、スキルがアップするとともに、タンス、ドレッサーなど売り上げの大きな売場へ異動。その異動にともなって責任もまた、大きくなってきた。そして、2018年6月に、ホームズさいたま中央店のオープニングメンバーに指名され、それまで経験のなかった新店準備というテーマに取り組んだ。そして現在、フロアマネージャーとして、より良い売場づくりに、スタッフの教育に、奮闘中だ。

ミスから学んだことを活かして

仕事風景

ある店舗で販売を担当していた時、オーダー品である家具の色を間違えるというミスをおかしたことがありました。発注時にしっかりと確認しなかったことが原因でした。新居への引っ越しのために、新しい家具を購入されたお客様で、非常に迷惑をかけてしまいました。結局、家具の納入まで、2か月も待っていただいたのです。この失敗を経験したのち、常にお客様の立場になることを心がけてきました。人は一生のなかでほんの数回しか家具を買わないと言われています。人生の節目の大切な時に、私たちの店舗を訪れていただくわけです。

そんなお客様にしっかりとした提案をすることは、使命だと考えています。そのためには、商品の知識を吸収し、家具について学び、お客様のどのような質問にも答えられるようにならなければならない。そんな思いを持ち続けて、接客にあたってきました。
モチベーションになっていたのは、お客様に喜んでいただけること。「いろいろなお店を見てきたけど、島忠の商品が一番良かった」という言葉をかけられたことがありました。それはもう、大きな達成感でした。それに、納得できる売場づくりができて、社内の評価が高かったときにもやりがいを感じました。一方、経験を重ねて、大きな店舗の売場を任せられるようになると、部下も増えていきました。スタッフの教育も私の大きな役割になったのです。常に考えていたのは、チームワーク。チームとして一緒に働く喜びを伝えようと心がけてきました。風通しの良い、意見を言い合える空気をつくる。それが働きやすさにつながると確信していたからです。

自分ならこの新店舗に行きたいか。

仕事風景

2018年6月に新店準備のメンバーとして召集されました。家具担当のフロアマネージャーとして、お店の責任者であるマネージャー、ホームセンター担当のフロアマネージャーとともにコンセプトづくりから着手したのです。三人全員が30代の若手社員ばかりです。そして、20代から40代までをターゲットとすることを決定し、彼らが何を好むのか、どんな嗜好があるのか、さまざまなリサーチを始めました。注目されている全国のさまざまな業種の店舗を見学に行き、品揃えだけに限らずディスプレイまでも参考にしようとチェックしました。

ターゲットが私と同年代の人々ということで、常に自問自答してたのは、自分や自分の友人たちが訪れる店舗がどうか、です。そこで、たとえ売れ行きの良い商品でも、新店のコンセプトに合わないと判断すれば、その商品は置かないという結論に達しました。本来あるものを省くというのは、大きな決断が必要です。社内の調整も求められます。しかし、そこに妥協しては理想とする店舗がつくれない。私たちオープニングメンバーたちは意を固くして、前例のないことに取り組んでいきました。
ホームズさいたま中央店は、ワンフロアに、ホームセンター部門と家具部門が融合する店舗です。これも、島忠としては初めての試みでした。2つの部門は、考え方もオペレーションも異なる文化があり、これを一つにすることは、革新ともいえるものでした。2019年3月にオープンしましたが、島忠に新しい文化が生まれる。今、そんな予感もあります。

非日常の豊かな空間を提案する。

仕事風景

これまでは、商品の素材などスペックをお客様に伝えるという接客に終始していました。しかし、それだけではライフスタイル提案という、島忠の新しい戦略にはそぐわない。今のお客様も、そうした対応は望んでいません。こういう空間で暮らしたいとお客様がイメージできる見せ方。つまり、コーディネート力が問われているのだと考えています。生活を豊かにする非日常の空間を演出すること。その提案力がとても重要なのです。

たとえば、ホームズさいたま中央店では、商品カテゴリーごとの展示を行っていません。もちろん、リスクのある決断でした。あくまでも、新しいライフスタイルを提案する。細かい部分まで、そこにこだわったわけです。
新しいチャレンジだと思います。日々、それを実感しています。地元のお客様は、年配の方々も多く、従来の島忠との違いに戸惑うことも見受けられます。しかし、それも想定内のことです。一方、ターゲットとしていた20代から40代のお客様が、ちょっと覗いてみようという動機で来店されるシーンも増えてきたように思います。2階では健康をテーマにした専門店が並び、これまでの島忠では来店されないような若い女性のお客様も足を運んでいただいています。新しいチャレンジはスタートしたばかりです。その成否を握っているのは、私たちの世代の力だと思います。これから始まる、ライフスタイルの提案という戦略による店舗展開のためにも、なんとしても成功させたいのです。

Future

小熊 一茂
社員にとっても
価値ある
店舗を目指す
目指すのは、社員が訪れたいと思う店舗づくりです。買いたい商品がある店舗かどうか。自分のキャリアよりも、そこを目標にしていきたい。同時に、社員が働きたいと思える店舗でありたいとも考えています。