投資家向け情報 Investor Relations

株主・投資家の皆様へ

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

当社第61期(2019年9月1日から2020年8月31日まで)事業年度の営業の概況と決算につきましてご報告申しあげます。

当事業年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題等の不安定な国際情勢の中、政府による経済対策や金融政策を背景に緩やかな回復基調にあったものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による国内外の経済活動の縮小により景気は急速に悪化し、これまでにない先行きが不透明な状況で推移いたしました。

小売業におきましても、お客様の生活様式の多様化による消費行動の変化や、業種業態の垣根を超えた競争の激化が続き、Eコマースや個人間の再利用品売買等、実店舗以外での消費拡大が加速しております。さらに、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立たないことから、小売業界を取り巻く環境は厳しいものとなりました。

このような状況のもと当社は、「中期経営計画2021」の2年目として掲げた構造改革プロジェクト(店舗開発、業態開発、コスト構造改革、経営インフラ整備)に取り組んでまいりました。

店舗の状況につきましては、2020年5月にホームズFUJI MALL吹上店(埼玉県鴻巣市)、2020年7月にホームズスリープららぽーと富士見店(埼玉県富士見市)を開店し、2019年12月に柏店(千葉県柏市)、2020年8月に横浜店(神奈川県横浜市)を閉店いたしました。これにより、当事業年度末時点の店舗数は60店舗となりました。また、既存店では2019年10月に売場面積が約2倍となる増床をしたホームズ所沢店(埼玉県所沢市)がリニューアルオープンし、業態開発としてダイソーを展開するための改装を6店舗、食品スーパーをテナントとして導入するための改装を2店舗行いました。

設備投資及び資金調達の状況につきましては、当事業年度の設備投資総額は25億9千万円で、その主なものは、新規出店に伴う店舗の建設費及び既存店の改装費であり、全て自己資金でまかないました。

これらの結果、当事業年度の営業収益は1,535億4千万円(前期比4.9%増)、営業利益は95億9千8百万円(前期比6.7%増)、経常利益は100億9千4百万円(前期比10.4%増)、当期純利益は64億2千2百万円(前期比6.2%増)となりました。

今後の見通しと対処すべき課題につきましては、新型コロナウイルス感染症による多くの時間を自宅で過ごすという新しい生活様式が広がり、当社の事業においては足元での需要は拡大いたしましたが、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況、景気や個人消費に与える影響を含め、家具・ホームセンター事業においても予断を許さない環境になるものと予想されます。

このような状況のもと、当社といたしましては、全てのステークホルダーの皆様の安心安全を第一に考え、新型コロナウイルス感染防止対策に取り組むとともに、「中期経営計画2021」の最終年度として、以下のとおり構造改革プロジェクトに継続して取り組んでまいります。

①店舗開発

・既存店の改装・増床の積極推進

・従来型店舗の出店抑制とShop in Shop の出店積極化

②業態開発

・ライフスタイル提案型売場の積極展開

・テナント、フランチャイズの新規導入による集客拡大

・インテリアEコマースの体制整備

③コスト構造改革

・予測型の発注導入、納品頻度集約等による粗利率改善

・物流改革、省人化等による販管費抑制

④経営インフラ整備

・人事制度の見直し

・業務効率化、セキュリティ向上等を図る情報システムの更新

・Tポイントによるデータベースマーケティングの構築

・ブランドマネジメントの再構築

⑤その他

・M&Aの積極推進

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますよう心からお願い申しあげます。

2020年11月吉日

代表取締役社長サイン


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