怪我でついてしまった血の汚れ…きれいに落としませんか?

2020.03.12

紙で手を切ってしまった、転んでしまい血が出た。気を付けていても思わぬケガで血が出てしまうことってありますよね。血液の汚れは中々落としにくいイメージがありませんか?血はなぜ落ちにくいのか、どうしたら落とせるのかを今回はご紹介致します。

血液の特徴

特徴を知り、綺麗に落としましょう

怪我
血液にはタンパク質が含まれており、時間が経つにつれ酸化し落ちにくくなってしまします。血液によるシミが落ちにくいイメージはここからきているかもしれませんね。

お掃除や頑固汚れをお洗濯する際にはお湯が有効であるとこれまでお伝えしてきましたが、血液には当てはまりません!
お湯を用いることで血液中のタンパク質が固まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。血液汚れを落とす際は水、もしくは30℃以下のぬるま湯を使用しましょう。

洗濯表示は必ず確認してください

洗濯表示

衣類・シーツ

・乾く前の汚れ
あまり時間が経過しておらず、血液が乾いていない状態であれば水だけで落とすことが可能です。自宅で洗っても良い素材かどうか洗濯表示を確認し、問題がなければ水洗いしましょう。汚れた部分を軽く擦るだけで汚れが落ちてくれます。

食器用洗剤

・乾いた汚れ
鼻血やケガの処置が終わり、洋服の汚れを確認したら既に乾いていた…ということもありますよね。そんなときはどのご家庭にもある食器用洗剤が有効です。汚れた部分にタオルを当てて裏返します。マグカップに半分程水を入れて食器用洗剤を1プッシュ程度、捨てても良い歯ブラシでよくかき混ぜたら汚れた部分に液をのせていきます。
汚れの周りから中心に向かって軽くポンポンと叩くことがポイント、タオルに汚れを移しましょう。
汚れが薄くなったら洗濯機で洗います。色物の衣服にも使える酸素系漂白剤を使って洗濯をしてみたり、つけおき用洗剤を使用してみてください。

薬品を使うときは必ずゴム手袋を

つけおき

※注意点
塩素系漂白剤はシミ汚れを綺麗に落としてくれますが、強力な分色落ちの原因となります。真っ白なもの以外は使用しないようにしてください。

洗濯しにくいもの

汚れてしまうのは、シャツやハンカチといった洗濯しやすいものばかりではないですよね?洗濯機に入らない大きいもの、固いもの、重たいものが汚れてしまうかも。そんなときはこれからご紹介する方法を試してみてください。

ウェットティッシュ
・ソファやカーペット
まず汚れが広がらないようにティッシュや汚れてもいい布で乾いていない血を取り除きます。
次に濡らしたタオルやウェットシートで汚れをとことん叩き、汚れを移し取りましょう。それでも汚れが落ちない場合は重曹ペーストを使用します。重曹と水を2:1で混ぜ合わせるだけ、綿棒等で汚れの上にのせ馴染ませたら20~30分置きましょう。時間が経ったらペーストを取り除き、濡れたタオルで何度も拭き取りましょう。

力を入れず軽く拭きとる

タオル

・車のシート 意外と多いのが車のシート。ケガ人を乗せた際に汚れてしまうケースです。
汚れがついたばかりであれば、ウェットティッシュや濡れタオルで拭き取り、その後乾いたタオルで拭くのが有効です。
汚れが乾燥してしまった場合、汚れた部分を軽く水で濡らします。濡らした部分に重曹を振り、歯ブラシで軽く擦ります。使わなくなったタオルで重曹を拭き取り、風を通して乾燥させます。※目立たない場所で一度試してから行ってください。

歯ブラシ

重曹には消臭効果もあるので、狭い車内にこもった血の独特の臭いはこの重曹で取り除いてしまいましょう。

リビングダイニング


最後に…

思わぬケガをしてしまったとき、応急処置が優先で汚れまで気にしていられないですよね?
血液の特徴と落とし方をおさえておけば、ケガの応急処置が終わってからでも綺麗に取り除くことができます。ご自宅での洗濯が難しい素材や、中々シミが取り除けない場合はクリーニング店等プロに相談してみてください。