理想的な子育て環境って?話題の「リビング学習」失敗しない方法とは

有名校の学生の多くが家族のいる居間で学習をしていたということで話題になった「リビング学習」。実際にはじめるにあたっては、いくつか気をつけるべき点が。失敗のないリビング学習の導入方法についてご紹介します。


リビング学習を上手に取り入れるには?
子ども部屋で黙々と勉強するよりも、家族が集うリビングで勉強した方が成績が上がる、といういわゆる「リビング学習」。話題なので、なんとなくわが家もリビングで学習させている、という方も多いのではないでしょうか。

リビング学習で成績が上がる理由として、ある程度雑然とした環境の方が集中力が高まったり、家族との会話などのコミュニケーションが適度な脳の刺激になるということが言われています。

しかし、単にリビングで学習させればよい、というわけでもないようです。やはりテレビが直接目に入る位置では集中できませんし、ダイニングテーブルで長時間の学習をすると姿勢が崩れてしまうことも。

失敗しないリビング学習のためには、そのための環境づくりが第一です。その中でも最も重要なのがリビングにも置ける学習机選び。リビング学習に最適な机には、どのようなものがあるのでしょうか。

様々な学習机のブランドが一堂に会す、島忠・ホームズへ
最新のデスク事情を知るには、様々なブランドが一気に見比べられるところに行くのが近道。ということで、KOIZUMI、カリモク、浜本工芸など人気メーカーの学習机が一堂に会した、島忠・ホームズへ。

売り場の入り口にはおなじみのスタイルの学習机がお出迎え。しかしその先には「これが学習机?」というようなオシャレなものや、兄弟隣り合って勉強できるタイプのものまで、斬新な趣向のものがズラリと並んでいます。

リビング学習を取り入れる家庭が多くなり、オシャレなお部屋のインテリアにも違和感なくコーディネートできるシンプルな学習机が増えてきているようです。


子どもの変化に寄り添うのが今のスタイル

未就学児から安心して使える昇降デスク
幼少期から机になじませたい場合、注意すべきはイスの高さ。足が地面から浮いたままの姿勢では集中できませんし、姿勢も悪くなりがちです。

この座椅子のようなイスがついたデスクは、成長に合わせてイスも机も高さを調整できます。最初はリビングの一角に子ども用のスペースとして、大きくなったら個室で勉強机として使うことができます。


成長に合わせて組み替えられるタイプが人気
今の主流は子どもの成長に合わせて、また生活スタイルに合わせて自由に組み替えられるタイプ。一番人気のこのKOIZUMIの「STUDY UP DESK」は、大人になっても違和感なく使えるようなスッキリしたデザインで、リビングに置いてもインテリアの邪魔をしません。

低学年時はデスクだけリビングに置き、高学年になると子ども部屋へ。ユーザーの声を聞き続けてきた島忠・ホームズならではのこだわりがプラスされたオリジナルモデル「STUDY UP BED」とのセットで、コーディネートの心配もありません。

たとえばベッドにかけるはしご。子ども達のなかには、はしごを降りる時に怖がる子も意外と多いといいます。そこで、最上段にもう一段足場をつけることで、安心感がグッと増します。

調光も勉強のモードに合わせて
学習の効率は、子どもの集中力だけでなく照明の明るさによっても変わってくるのだそうです。計算をする時などは写真上部のように、なるべく白く明るい光にすることで脳を総合的に働かすことができるのだそう。

逆に夜の読書などはあたたかい色の光にすることで脳をリラックスさせ、そのままスムーズに眠りにつくことができます。また最適な光量で勉強することは、視力維持にもつながります。最近の学習机の細やかな工夫は、調光にもあらわれているのですね。

リビング学習にはランドセルラックが便利
学習机と教科書はなるべく近くに置きたいもの。スペースの限られたリビングでは、シンプルな学習机と壁沿いに設置できるランドセルラックが便利。

低学年時は、忘れ物がないか一緒にチェックもしやすいですし、リビングにある分整理整頓のしつけもしっかりつけることができます。

ランドセルラックにも細やかな工夫が。ランドセルを立てた後ろにあるちょっとしたスペースですが、ここはピアニカがちょうど入るサイズの空間になっています。

リコーダーを立てる穴もあり、お片づけも楽しくできます。

女の子用デスクはかわいい装飾がいっぱい
オシャレなリビングとの調和も図れるよう、最近の学習机は落ち着いたトーンのものが多いのですが、そのかわり細部のデザインが一味違います。

優雅なアール型のシルエットやハートのギミック、引き出しの底板にはピンクの柄、そして宝物をしまっておける「飾り戸棚」まで。大人になっても使い続けられる、正統派のかわいさに溢れています。

島忠・ホームズ名物の"ついで買い"も楽しもう
お気に入りの学習机が決まったら、帰りのエレベーターに向かう道すがらちょっとだけ寄り道をするのがオススメ。島忠・ホームズには学習机コーナーの他に、写真のようなヨーロッパ風家具コーナーやベッドコーナーなど様々な家具コーナーがあります。

取材を行った仙川店にはウォーターベッド(左下)も置いてありました。独特な寝心地を体験することができ、子ども達も大喜びです。