楽しい暮らし

アイロンで貼る障子紙

2021.11.01
ご自宅に和室は有りますか? 和室があって、障子の張り替えをしたいけど、難しそうだと躊躇していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 今回ご紹介するのは、おうちのアイロンで簡単に障子の張り替えが出来る「アイロン貼り超強プラスチック障子紙」です。
 
アイロン貼り障子紙イメージ
アイロン貼りタイプの障子紙ならアイロンではがせる為、張り替え作業がとても楽です。

アイロン貼り障子紙のポイント~アイロン貼り障子紙の接着剤について~

アイロン貼り障子紙に使用している接着剤は、熱を加えると溶けて柔らかくなり、冷めると固まって接着します。 また、熱を加えて柔らかくなったときにはがすときれいにはがせます。 接着剤の種類は、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)のホットメルト接着剤で、食品の容器とフタを接着したり、スナック菓子の袋を接着したり、また衣服の芯地を接着したりするのに使われている接着剤と同じ種類のものです。

~上手に張り替えるポイント~

市販の「はがし剤」で古い障子紙をはがした時に、念入りに水拭きをしてください。 「はがし剤」が残っていると、接着不良を起こすことがあります。 また、障子の枠に凹凸がある場合は、サンドペーパーなどで平らにしてから貼ってください。

~アイロンの扱いについて~

アイロンは中温(ドライ)にセットして貼りますが、接着不充分の場合は高温にセットして貼ってください。*超強タイプははじめから高温(ドライ)で貼ります。 また、同じところにアイロンをあてすぎないでください。うまく接着しないときは、一度桟の熱を冷ましてからもう一度アイロンをあて接着してください。(*4倍強いアイロン貼り障子紙、アイロン貼り超強プラスチック障子紙)

~その他の注意点として~

アルミ製やプラスチック製の障子枠には接着しません。 仕上がりにシワやタルミが出た場合は、紙が桟に充分接着しているのを確認した上で障子紙全体に薄く均等に水を霧吹きしてください。 (アイロン貼り超強プラスチック障子紙は裏表に霧吹きします。) 温度調節がきかなくなって、異常高温(300℃以上)になるアイロンは使用しないでください。 紙がとけたり(NEW超強アイロン貼り障子紙の場合)、変色したりする恐れがあります。
いかがですか。 思っていたより簡単にトライできそうではありませんか? 年末の大掃除にはまだ少し早いですが、お時間ができた際には気軽に障子の張り替えをしてみてはいかがでしょうか。
今回は「アイロンで貼る障子紙」をご紹介させて頂きましたが、島忠ではこの他にも色々な障子紙をご用意しております。 また、その他の便利な商品を取り揃えておりますので、是非お近くの島忠へ足をお運び頂けたら幸いです。
※写真はイメージです
※店舗により取扱商品等は異なります。予めご了承ください。